⑬属性情報の手書き入力を無しに! 音のQRコード(QR TONE CODE)のご提案。 (特願2018-202534)

ゴルフ場やホテルの受付、病院や区役所の受付、宅急便の伝票を記入する作は、結構同じ内容を、別々の帳票・フォームに書き換えていると、思いませんか?個人の属性情報、郵便番号や住所、氏名、電話番号といった内容を、その企業の設定された、受付表などに記入しているのが、お解かりいただけると、思います。この作業を、全く書かずに記入できれば良いなと考えたのが、今回申請中のビジネスモデル特許『音の秘匿化(音のQRコード)』です。個人の各種属性情報を受付の要望に沿った形で、音を秘匿化(音のQRコード化)をして、受付に送信する事で、毎回書くと言う記入作業が、不要になります。

  • 受付に行って、受付ボタンを押す。
  • 受付システムのスピーカーから、属性情報の必要な項目の要求が、携帯電話(ガラケイ)やスマートフォンに、音のQRコードで送られます。(郵便番号や住所、氏名、電話番号情報の要求)
  • 携帯電話(ガラケイ)やスマートフォンの内部に持っている、属性情報マスター一覧から、②で要求された属性情報(郵便番号や住所、氏名、電話番号)を音のOQコードで受付システムのスピーカーへ発信します。
  • 受付システムのスピーカーは、入手した音のQRコードを文字データに変換して、帳票イメージの受付システムの表示装置に、表示させます。
  • 受付した人は、表示装置の内容を、確認して、OKであれば、OKボタンを、押すと、申し込み内容が、印刷されて、申し込みが完了する、と言う内容です。

⑩海外旅行・訪日旅行者向け 遺失物発見支援システムのご提案 『e-OMOTENASHI プロジェクト』 (特許第6436155)

皆さんは忘れ物をして慌てた事は有りませんか?海外旅行へ行ってスーツケースが出て来ないとか、愛犬や介護老人の発見が大変だという新聞報道をご覧になっていると思います。

私も忘れ物の大家で交番に行って届けをするのに、2、30分は掛かります。連絡が来ない事も多いですね。

警視庁によれば2018年で、拾得物で400万件。遺失物で100万件の届けが有ります。この問題を解決するソリューションです。

忘れ物を発見した人に、忘れ物を連絡してもらえるように、個人属性や連絡先をQRコードに印刷して、貴重なスーツケースやカバン、愛犬や痴呆老人に貼っておきます。

発見した人が忘れ物に貼ったQRコードを、スマートフォンで読み込んで貰えば、サービス・センターから忘れ物をした人へ連絡が行きます。

発見した忘れ物の保管場所を、従来の交番や、駅、デパートだけでなく、コンビニなどへも拡大すれば利便性が図れます。拾得者情報の記入も、コンビニのポイントカードより入手可能です。

 

来年、2020東京オリンピックを観戦しに来る訪日外国人に、海外の空港等でチェックイン時や、成田や羽田空港に到着前に、QRコードを印刷したラベルシートを提供すれば、日本で大事な品物を忘れても直ぐ連絡が来て、

『eーOMOTENASHI(おもてなし)』が可能に成ります。

日本の空港で無料のSIMカードの発行する会社や、JRPASSの発行企業と協業すれば、所有者の属性情報が事前登録可能です。

 

海外旅行へ出発する日本人へは、海外旅行用のスーツケースの取手に付けるバッゲージタグに、出国時の航空会社のカウンターで、QRコードの追加印刷で、このソリューションが直ぐに適応可能です。

⑫音声入力POSレジ

日本の、いや世界中の生鮮食品を販売している小売業さん達の、生産性の向上を考えて申請したのが、このビジネス・モデル特許です。世界中にある、魚屋さん、お肉屋さん、八百屋さん、果物屋さん、パン屋さんやケーキ屋さんでは、POSレジを使用する為のバーコードを商品に付けられません。その為に多くのお店で、今でも、キャッシュレジスターか、はたまた極端ですが、ざる籠にお金を入れて会計をされています。

令和になって、21世紀にもなって、これではまずいのではないかと思いソリューションを考えました。買い物を行うと、魚屋さんでは『目黒のサンマ3匹ですね。』とか、ケーキ屋さんでも『モンブランを2個と、レアチーズを2個と、生シューが3個ですね?』と復唱をされます。これを何とかうまく活用できないか?と考えたのが今回のソリューションです。

日本や東南アジアの国では、商品の名詞によって、助数詞を使用して数量を数えるという、発言・発音を行います。一方、POSレジでは売り上げを行う行為をするためには、商品の名称の確定か商品番号の確定を行い、数量を確定して、商品単価を持った商品コードマスターから、商品単価を持ってきます。

それが完成して『改行』または『エンターキィー』で、売上入力の1件の確定を行います。

ここで、上記の生鮮食料品の小売店の問題が発生します

①取り扱っている商品には、POSで使用するバーコードが貼り付けられない。

②仮に、張り付けられても、仕入れ商品である、魚や野菜、果物などは仕入れ単価が、入荷日の価格で変わるので、商品マスターの対応が煩雑になります。

③入荷される時の伝票も、手書きのものなどもあり、単位、単価が不明瞭なケースもある。

そこで、考え付いたソリューションが今回のアジャイル開発で完成したデモになります。商品には、名称、名前は必ず付けますし、有ります。八百屋さんでも『みかん』と言いますが『静岡沼津産』とか『佐賀有明産』とか表示された、商品の特徴を表す商品名を書いた、『商品名カンペ、商品カード』が必ず有ります。

ケーキ屋さんの例では『モンブラン』のケーキの前には、『モンブラン』。『生シュークリーム』の前には、『生シュークリーム』と書かれた商品カードが有るのは、皆さんもよくご覧になっていますよね。

この、商品名を言って、数量を発音して、数の単位の助数詞を発音する、日本固有の習慣を使用するアイディアです。

商品名        数量   助数詞      単価      小計

  • モンブラン    1(いっ) 個(こ)   580円    580円
  • 生シュークリーム 2(にい) 個(こ)   470円    940円

と、発音すれば、改行やエンターボタンを押す代わりに、助数詞(個、本、皿、札、箱、籠)で、認識します。

今回のデモは、IBMのAIワトソンのSpeech to Textにある機能、『文法登録』:特定の書式に沿った会話をABNF/XML形式で登録と同じ様に作動しています。

音声入力情報=商品名 x数量x助数詞  、のみに音声入力を限定できます。

これをうまく使用すれば、コンビニのレジ横にある、おでんの売上や、揚げ物のコロッケや、唐揚げ、アメリカンドッグ、大福、等の売上時に応用が可能かなと思われます。

あるいは、コーヒーサーバーの前で

『ホット・コーヒー M x 1パイ』と言えば、

『カードをタッチして下さい。』

『OKです。』

で、ホットコーヒーが購入出来ますね。

又、歯槽膿漏で、先日から通った歯医者での定期診断への応用。歯茎の診断カルテ作成時の作業、

『下、右、1番、3。

下、右、2番、4。

下、右、3番、欠損。

下、右、4番、5。』

なども、有りですね。

このように、従来バーコードが付けられない多くの商品や作業、業務に展開が可能ですね。

又、ワトソンの翻訳機能を使用すれば、外国語で発音して、日本語へ同時変換して、再度外国語でPOSレジに表示すれば、海外の同じ様な小売店への展開も可能かも知れませんね?

最初は、小さな一歩の使用例ですが、応用範囲は限りなく広いと考えます。